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LABRICO(ラブリコ) 2×4アジャスターで猫に開けられないドアを立てる

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LABRICO(ラブリコ) 2×4アジャスターで猫に開けられないドアを立てる

ラブリコアジャスターと2×4材で扉を立てるDIY作戦

こんな方におすすめ

  • 建物に傷をつけずに 新たに木の柱をDIYで立ててキャットタワーにしたい。
  • 人がいない間に猫が台所などを荒らすのを防ぎたい。
  • 階段廊下と居間の間など ドアがないところにDIY扉を立てたい。

猫用のあれこれにDIYでうつつを抜かす今日この頃。

自分用椅子を作った材料は、ねじれて使えなかった2×4材2.4mだったわけですが、その材の本来の使い道で、なんとかうまくいったので紹介します(*^^)v

 

猫の侵入防止には、衝立レベルのモノではなく開け閉めできるドアが必要

我家の夜中の猫運動会による被害を最小限に食い止めるべく、台所側に侵入阻止するための衝立がいよいよ突破されるほど猫の体力も充実してきた事と、この夏更にもう一頭猫が増える可能性が高まってきたために、善後策として今の板切れで衝立にする作戦よりも、もう一歩進めてちゃんとした扉を付けた方がよかろうという結論になり・・・、

・・・ これもDIYです ( ;∀;)

 

壁や床や天井に傷をつけずに柱を立てるのにラブリコ大活躍 (*‘∀‘)

DIYで扉を立てる要は、扉を丁番で固定する側(こちらには扉の重さや開閉する時の力がかかる)
と、
扉を閉めた時に定位置で止まるように受ける側(こちらにはノブやレバーのラッチを受ける力や開閉時の衝撃の力がかかる)
の両側に、ある程度丈夫な柱が立っている必要があります。

この柱を2×4材にすると、件の『LABRICO(ラブリコ) 2×4アジャスター』を活用できて、床や天井,元々の壁などに傷を付けずに簡単設置が可能になるという事ですね (*‘∀‘)

 

ラブリコアジャスターは、材木を手軽につっぱり棒にできちゃう優れもの・・・という事なのです。
バリエーションもあるので1×4材などでも色々できそうです (*^^)

 

猫閉じ込め扉を立てる

例によって全ての工程を飛ばしていきなり設置完了。

扉の全閉状態です。

 

猫は猫トイレや餌台,水のある奥側で過ごしてもらう必要がある時間帯に活躍する扉ですから、普段はこの面は見えません。

 

扉上部はべニア板で通せんぼ

枠の上の開口部は薄いベニヤ板で塞ぎますが、空気の通りを確保しつつ猫が登れない高さに切り欠きで隙間を設けています。

薄ベニヤのカットは、猫バカ σ(#^^#) にありがちなデザインにしてみました。

 

LABRICO(ラブリコ)の2×4アジャスター

(↑)枠の2×4材2.4mを立てているのは、LABRICO(ラブリコ)の2×4アジャスターです。

 

LABRICO(ラブリコ)の2×4アジャスター上部1
LABRICO(ラブリコ)の2×4アジャスター上部2

 

これを見つけたおかげで、壁や床,天井に対してどこにも穴を開けずに扉枠を立てる事ができました(^^)。

天井が凹まぬように木を当てていますが、片側を2重にしているのには訳があります。

材の切り欠きを修正したようなパテ痕が見える部分にも後述する理由が・・・

 

強者は、(↑)これで壁を立てたり、キャットタワーを作ったりしているようです。

 

巾木6mm分切り欠き

巾木の飛び出しが6mmあったので、材の下側を巾木の幅60mmを6mm切り欠いています。

・・・が、ラブリコアジャスターの底厚分を無視していたので隙間が開いていますね(^^;

因みにキャップの部分は材の切り欠きに合わせてぶった切っています。

 

キャップの代わりにゴム板を挟んでいます

扉を付ける反対側の柱はキャップをしていませんが、そのかわりゴムの薄板を材と床の間に挟んでいます。
(キャップが無いのに巾木の上側に隙間があるのはただ切り過ぎただけのミスです (^^;)

扉との隙間とキャップの関係が上手く納まらず、やむを得ずキャップを外したので、2400mmに切ってしまった材が寸足らずになってしまい、仕方なく上記の天井の隙間板を2重にしたというわけなのです (^^;

材の反りを考えて切り欠いたつもりが裏表を間違えてしまって、材の上下を入れ替え、間違って切った部分は切り落とした板を木工パテで埋め戻したり(上の写真)と、ここらでけっこうドタバタと能率の悪い事をやっていました (T_T)

 

フラッシュ丁番

 

ドアパネル自体は、自作するより既製品が無難かも

蝶番はフラッシュ丁番を使い、ドアパネルは、

 

(↑)を、高さMAX1810mm、幅770mmでオーダーしました。

流石にフラッシュパネルは自作で平面が出せるとは思いませんから・・・ (^^;

これを、先のラブリコアジャスターで突っ張って立てた2×4材の柱に、フラッシュ丁番で取り付けています。

今考えると、フラッシュパネルの厚さを35mmにしたので、もう1サイズ大きなタイプでも良かったかも知れません。

フラッシュ丁番は、扉と扉枠に掘り込みを入れなくとも金具の厚み分の隙間が空くだけで良いので楽です (^^

丁番取付けの際の下穴開けにはこれ(↓)


 

(↑)下穴開けに何かと重宝します。

下穴がずれては、蝶番の軸がずれてきしみ音が出てしまいますし・・・。

 

アルミアングルを切ったL字金具

枠の横棒は、アルミアングルを切ってL字金具として使い、直接接着せずに渡してあります。

壁に柱を押し付ける力がかかるように、長さはキツキツに切って突っ張っていますから簡単にはずれないはずですが、梅雨時の膨張と冬の収縮で落っこちてくるかもしれませんから念のため。

 

戸当たりが必要なドアノブやドアレバーは必須ではない(かも・・・)

マグネットキャッチと取っ手で開け閉め

扉にしたパネルには、ノブやレバーを付けず(難しいのと、後で述べる理由から)、マグネットキャッチと取っ手で開け閉めするようにしました。

これ(↑)が内側の取っ手ですが、ビスが貫通する反対側に・・・

 

古い革ベルト

使わなくなった古い革ベルトの痛みの少ない部分を切って撓ませ、ネジ頭にワッシャーを噛ませて留め、取っ手にしています(ここ工夫したところ)。

これで・・・

 

壁への当たりをソフトに

扉を全開放にした際に、壁への当たりをソフトにして傷を防ごうという一石二鳥作戦です。

 

百均のドアストッパー

垂直をうまく出す事が出来たので、扉が勝手に動いてくるような事も無く安定しているのですが、全開状態を安定させるのに百均のドアストッパーを置いて噛ませるようにしました。

 

内側から扉を閉じたところ。

内側から扉を閉じたところ。

 

ドアの取っ手と鍵には 一工夫必要になります (^^)

マグネットキャッチ(強力タイプ)

全閉時にはマグネットキャッチ(強力タイプ)がしっかりくっ付いて、猫の全力体当たりでは開くかもしれませんが、ちょっと押したくらいではびくともしません。

ただ、開け閉めする時の衝撃がやや強いですから、ドア枠や柱をずらさないように気をつけなければなりませんが・・・

まぁここの扉は就寝時とか家人が出払う際に、1日に2回程度開け閉めするだけですから大丈夫だと信じたいです (^^;

 

アルミのスナップフック(小)で鍵を

内側の取っ手をステンレスのバータイプにしたのは、このマグネットのくっつき具合によっては鍵を付ける必要があり、その鍵機能の一部をこの取っ手に担わせようという作戦です。

マグネットキャッチが強力だったので、鍵機能は今後使うかどうか分かりませんが、念のため計画は実行に移し、簡易鍵を付けます。

アルミ板を削って固定具にして、アルミのスナップフック(小)の広い部分が取っ手の飛び出したバーの部分に架かるようにビス止めしています(ここも工夫したところ (^^;

 

取っ手と金具との位置関係を探した

後述しますが、意図せずに鍵がかかることを予防するために、事前にフックを上げてから扉を閉めないと鍵がかからない位置に取り付けました。

ううむちょっと表現がヘタですね。

つまり、扉を閉めた状態では取っ手が邪魔してスナップフックを↑の位置まで上げられない(つまり鍵がかけられない)取っ手と金具との位置関係を探したということです。

 

鍵をかけたところ。

鍵をかけたところ。

難点は、閉じた扉の内側からしかかけられず、外からは開けられなくなる点です。
締め出されて施錠されたら、ちょっと面倒な事になります( ここ問題点 (^^;;; )

外からは、ちょっと重いもの(先頃作った椅子とか・・・;)を置けば、開ける際に抵抗になって簡単には開きませんから、専用の鍵は必要なしと判断しました。

 

全開状態です。

ボケていますが全開状態です。

 

全開状態でホワイトボードとして

全開状態でホワイトボードとして使えるように、塩化ビニールの薄板(白)を両面テープで貼り付けました (^^)

猫が座っているのは、先頃作った自作椅子に置き換えられて余ってしまったダイニングセットの椅子(背もたれが邪魔で高さも合わずやや座り心地が悪いが猫は背もたれの穴がお気に入り・・・)です。

 

 

開け放つと壁に沿い、ノブやレバーが邪魔にならない仕様にして正解!

人がいる時など、普段はこの状態で過ごすので、開けた扉、特にドアノブやドアレバー部分が いかに邪魔にならなずに済むか という事が課題でした。

鍵問題など心配な点は残りますが、今のところドアレバー仕様にしないで正解だったみたいです (*^^)v

 

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