私の職場は、来客を一定時間滞在させる都合上、計画外停電の時が困ります。
停電時でもラジオを流せたりするように、カーステレオのデッキをバッテリー駆動しているのですが・・・
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そもそも外したカーオーディオの再利用を目的に行った細工でしたが、考えてみると廃バッテリーなどは、もっと非常時に役に立つ使い方をしなければ意味がない・・・というか、いざ停電の際に真っ暗な中でラジオやBGMが鳴っているよりも、先ずは明かりが欲しいでしょう。
廃バッテリーを使った緊急用照明を設置してみる
ということで、この職場用オーディオデッキを駆動する電源バッテリーから
もう1本並列に12Vを取り出して・・・
カーオーディオのACCに繋がるスイッチの隣(上側)に
アルミのL字アングルを切って台座にするべく、先に穴あけを済ませておきます。
適当に切り落として、縁を整えます。
可変抵抗で直接電流制御する照度コントロールは失敗
こんな風にSW付きの可変抵抗器を付けていますが、これは当初電流制御で明るさコントローラーを兼ねようと考えて入手した可変抵抗器(バリオーム)でしたが、電圧はともかく電流を直接制御するのには適していず、それ用に配線したところ抵抗被膜が焼けて使えなくないrました ( ;∀;)
悔しいので、バリアブル抵抗端子を短絡して、スイッチ部分だけを活用し、ただのON/OFFスイッチとして使っています (;'∀')
ただのロータリースイッチと化したON/OFFスイッチの表面には、蓄光シールを貼って、いざ停電!となった時に目立つようにしています。
スイッチから先には、DC モーター用の速度コントローラー(PWM方式スイッチング電圧制御)モジュールを介して、(↑)のLEDテープライトを繋ぎます。
オーディオスピーカー配線やアンテナ線とは別に、柱材に穴開けして接続。
パーディションの上面に上向きにLEDテープライトを巡らせて、白い天井を照らす間接照明として使います。
PWM方式スイッチングレギュレータモジュールを
ボールペンのインク芯を輪切りにして基板スペーサーにして
壁面に設置。
ONOFFスイッチと紛らわしくなってしまうので、位置を変えて設置しています。
これで直接バッテリーの12V電源を抵抗で電流を落とすのではなく、パルス幅を連続的に変える電圧制御ができるので、無駄に明るすぎない程度に照度を落とすことができます。
LEDテープライトの分岐を半田付けしています。
粘着テープになっている裏面をパーディション上面に貼りつけたた状態で作業したので、かなり半田がムラ(ダマ)になっちゃいました (;'∀')
LEDテープライトを点灯してパーディション上面を覗くと(↑)こんな感じに光っています。
白い天井面がLEDテープライトの光を反射して、良い感じに間接照明になっています。
撮影は日没直後の薄暗い時間帯
室内はLEDテープライトを点けても薄暗いですが、電球色のLEDはそれなりに間接的な明かり取りになってくれています(^-^;
2021年の夏(初秋)
上空の寒気の影響で、ここG馬県では午後に大気の状態が不安定になり、薄暗くなる18時ころ各地で多発的に起きた落雷の影響で、数十分間の停電がありました。
もちろんこの緊急用照明が役立ったのはいうまでもありません。
普段はバッテリー充電器を繋いだまま、ほとんどAC電源で動かしているに等しいカーオーディオですが、停電した場合はバッテリーに蓄電されている間はラジオも鳴りっぱなしになります。
で、上記のロータリースイッチをONにすると、今回追加で設置したLEDテープライトが点灯します。
スイッチングレギュレーターによる電圧制御で、明るさはぎりぎり暗すぎないくらいに照度を落として省エネを図りますが、あまり意味なくラジオも鳴らしていたので、これが数時間続いたらバッテリーが上がってしまっていたでしょう。
この廃バッテリーを普段独立系の太陽光発電パネルなどから充電することができれば、AC100V の電灯線電力に頼らずに普段使いできるのですが・・・ (^^;
今後の課題とします (*‘∀‘)
今後の課題だった独立系ソーラー充電バッテリー作戦を決行しましたが実用には程遠い段階・・・( ;∀;)
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