車のバッテリー交換は、ディーラーの見積りで○万円,カー用品店では店頭で販売しているバッテリー購入で、+数百円で交換してくれる場合が多いようですが、それでもバッテリー自体そんなに安いわけではないので、ここ数年(十数年?)はネットで購入したバッテリーを自分で交換しています (*^^)
交換自体は電極のショートにさえ気を付ければ難しいことはないのですが、ボンネット内のバッテリーへのアクセスの良し悪しと、バッテリーの重さ(これがなかなか重い),手などが汚れる事,車内の電装品がリセットされてしまって時計などの再設定が面倒という点で、面倒くさい作業であることは確かです (^^;
バッテリーを外しても電気を流し続けるバックアップ電池を接続して作業すればいいさ
こんなものを使うようにしてから、電装品の再設定などの苦労は無くなりました。
エーモン工業 No.1686 メモリーバックアップ(使い方)
説明はエーモン工業のサイト(↑リンク先)で十分だと思います。
このケーブルが出てくる側にはヒューズが入っていて、過電流(直列に繋いでしまうとか?)を遮断してくれるようです(ヒューズが切れた事が無いから分かりませんが・・・)
ですが、使う電池は単三6本で9Vですし、エネループなどの1.2Vのタイプの単三だと電圧が足りずにメモリーバックアップにはならないので、ちゃんと1.5Vある電池を使わなくてはなりません。
(↑)の後継モデルは、そのへんの問題を解決しているようです (*‘∀‘)
【Amazon.co.jp 限定】エーモン メモリーバックアップ EV車・HV車・アイドリングストップ車対応 (8864)
・・・が、数年に一度くらいしか使わないバッテリー交換時のメモリーバックアップのためだけのために、わざわざ新型モデルを買う気は起きません(エーモン工業さんスミマセン)
パックを破いた単三電池が6本転がるのは紛らわしい
単三電池ってのはですね、一度パックを破って裸にしてしまうと、使用済みの方なのか新品なのか、銘柄が同じだと見わけが付きにくくないですか?
混ざっちゃったらアウト・・・みたいな 。
(↑)で使った新品単三乾電池は、交換されるの待ちの古くて弱ったバッテリーとはいえ、ほぼ12Vで充電されかけたり、新品の下手すると13Vくらいの元気な新品バッテリーで数十秒間充電されかけた単三電池6本 (^^;
メモリーバックアップで使われた電力が車のバッテリーからの逆(充電?!)電圧で相殺されるかどうかわかりませんが、下ろしたての電池の事、新品扱いで保存しておきたいものです。
しかし一度使った事には変わりありませんし、バッテリー交換のタイミングで掛け時計の電池が切れてくれるわけでもないし換えても1本だし・・・
かと言って、次に車のバッテリーを交換する時期まで数年間この筐体に入れっぱなしでは、放電してダメになってしまうの必至。
一度使ったからにはさっさと普通に使い始めてやりたい単三6兄弟 (;´・ω・)
で、どうするか・・・
エーモン工業さんにはまたまた申し訳ないのですが、単三電池を使ったバックアップ作戦は終了します。
中止です。撤収です。
軽自動車から外した古バッテリーがあるじゃないか!
以前、車から外したカーオーディオを自宅で使う作戦の時にも活躍した廃バッテリー。
モノを捨てられない性の利点ををここで発揮しないでどうする!
過去記事を読む
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外したカーオーディオデッキを自宅で使うDIY作戦
古い車から取り外したカーオーディオデッキを、自宅でFMステレオラジオとして使おうと画策。
続きを見る
(↑)あれ以降にも、交換で軽自動車から外したバッテリーが捨てずに取っておいてありますから、これを充電して、普通にブースターケーブルで車側のターミナルに噛ませて、12Vをかけたまま(一時的なバッテリーの並列接続状態で)車のバッテリーを交換してしまえば良いぢゃないですか (;'∀')
古バッテリーは、せっかくちょっと小さめの40B19Lバッテリーですから、わざわざ太いブースターケーブルを引っ張り出すのも大袈裟かな・・・という気がするのと、太いケーブルは重さでターミナルから外れたりすると面倒です。
エーモン工業さんのメモリーバックアップ的な取り回しの良い細さがケーブルに欲しいところです。
なにはともあれ充電。
古バッテリーのインジケーターには赤リングが出ていて要交換 (;'∀')
大電流を要するエンジン始動や、雨の渋滞中にエアコンやカーアクセサリーを使いまくる訳にはいかなくとも、数分間12Vが出てくれて微電流が流せらればいいのですから、充電できる限り使います (^^)
で、鉛の端子に噛ませるクリップは、大きなものが1組,電気の実験などに使うワニ口クリップが1組しか手元にありません(ターミナル買えよ!)。
半田付けして
ワニ口クリップで作ったバックアップ用ケーブル
AC電源用のコードを流用しました (^.^)
たまたまスピーカーケーブルに使った余りの赤黒が2mくらい手元にあったので・・・
ワニ口クリップをバッテリーの鉛端子に接続するには・・・
悩みはこれです。
アルミ箔を巻いて、輪ゴムで留めてそれを噛ませる・・・
バッテリー交換のほんの一時だけのメモリーバックアップが目的ですから、そんな程度の一時しのぎで十分ですが、せっかくケーブルまで作ったのですから見かけだけでもインスタブログ映えしそうな感じにしたい ( ;∀;)
ワニ口クリップではなくて、最初からケーブルの両端が大きめのクリップだったらこんな事する必要はないのですが・・・
ちょうどVVFケーブルの切れ端が手元にあって(どこまでも廃材利用)
銅線だけ引っ張り出してU字型に曲げ、バッテリーの端子に被せてみます。
これにこれまた手元にあったホースの輪切りを被せると・・・
簡単なワニ口クリップ専用端子ができました (*'▽')
・・・ですが、弾力のあるホースで押さえているだけなので、ちょっと引っ張ったくらいでは抜けはしませんが、ふわふわグラグラします。
円錐形の端子ですから、だんだんと上側に滑って抜けてしまう危険もあります。
なので、
銅線を叩いて潰して、先端を開いて曲げ、ここに結束バンドを巻いちゃおうという作戦に出ました。
それにしても、たかだかバッテリー交換なのに、こんな作業をちまちま行う私って一体・・・
都合良く、お古のバッテリーの鉛の端子はターミナルを噛ませた跡のリング状の傷が並んでいますから、ザラザラしていて滑りにくくなっています。
端子の下の方を結束バンドで二重に締め付け、開いた銅線の先を更に曲げて馴染ませます。
これでもなんとかなりそうですが、せっかくホースを切ってしまったのですから上側に被せてあります (^^;
銅線をぐいっと引っ張ったりすれば外れそうですが、ワニ口クリップケーブルを噛ませて引っ張ったくらいでは、クリップの方が先に外れる程度に固定されています。
十分です。
ちゃんとしたBタイプバッテリー用のターミナルを買って付けてもAmazonで数百円ですから、その方が安心安全なのですが、買っても次回の出番が数年後といったものをわざわざ新規購入するのは避けたかったのです。
一時しのぎのメモリーバックアップ用ケーブルと端子加工にしては手間がかかってしまいました。
わざわざ新規モノを増やしたくない、手持ちのあり合わせDIYはこんな試行錯誤を伴うものなのです (>_<)
追記:作業が済んでから気付きましたが、大型の「目玉クリップ」を買って、ネジとナットでケーブルをくっつければ、端子の加工などしなくてもいけたのではないか・・・、
目玉クリップならば、自宅の台所の引き出しとか子供部屋とかを漁れば、錆びかけた目玉クリップの2個や3個はどこかに転がっていそうな気がしてきた今日このごろ ( ;∀;)