HITACI ドリルドライバーFDB3DLを分解する
タイヤ(ホイール)交換の前置きが長くなってしまった前回からの続きです (*^^)
前回の記事
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HITACIのドリルドライバーFDB3DLが壊れた(?!)
冬タイヤホイールに交換するもナット回し用電動ドリルドライバーが故障しかかっていて・・・
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(↑)これが件のHITACIのドリルドライバーFDB3DL
ビットソケットを付けて、ホイール交換の際にはナットをくるくる回す手間を大幅に省いてくれる用途に大活躍です。
スピンナハンドル,油圧ジャッキ,十字レンチとともに、ホイール交換の際にはなくてはならない七つ(?)道具の一つです (*‘∀‘)
・・・が、こいつの正転側のスイッチが接触不良らしく、回転が安定しません。
そこで・・・
ドリルドライバーを買い換える前にFDB3DLを分解してみる
買い替えももちろん考えました。
ペン型以外のインパクトドライバーも持っているのですがそちらはトルク重視のコード給電タイプなので戸外の作業には不向きであったり、ナットのつけ外しにインパクトは必要無いので使いません。
今ちょっと検索してみるとコロナ禍で在宅DIY流行りのせいか電動ドライバーが充実していることしていること・・・(*'▽')
ですが、わざわざ買い替えるならその前にこいつ(旧HITACIのドリルドライバーFDB3DL)を捨てるつもりで分解し、スイッチ部分をどうにかして復活できるものならやっちゃおうという計画です(ちょっと自信ないのですが (;'∀')
先ずは電池を抜いて留め金を外し、外せるビスは全て外して分解にかかります。
と、ここまではすんなり開けられました。
LEDライトのスイッチや電池を納める持ち手部分を留めている金具をなくさないように気をつけて、関節部分まで左右に分解します。
問題は回転のスイッチです (;'∀')
モーター部分は手前のネジを外して開けられるのですが、反対側はどこに爪があるのかわからず、あちこちこじってみてもどうしても開きません。
・・・と思いきや、FDB3DLのシールの下に隠しネジが (;'∀')
ムリにモーターをこじっても開かないわけだ (;´∀`)
モーター部が露出してやっとスイッチを取り出すことができます。
このスイッチの接点に接点復活剤または接点洗浄剤あるいはコンタクトクリーナーなどを吹きかけるか、サンドペーパーで磨いてしまおうという計画です。
接触が回復してくれるならなんでもかけちゃいます。
FDB3DLのスイッチの接点
よく見ると、正転側の端子がやや摩耗かなにかで凹んでいる感じです。
接点復活剤を掛けるのはらくちんでしたが、念のためこの板バネ状の端子を当たりが強くなる方向に指先でやや曲げておきます。
端子の相手側にも接点復活剤を吹き掛けます。
サンドペーパーは掛けませんが、綿棒でゴシゴシ油膜や酸化膜が落ちるように擦りました。
効果がどれだけあるかわかりませんが (;´∀`)
今回接点に掛けたのは KURE CRCのコンタクトスプレー
横の接点復活王はリレー接点には不向きという情報もあり、買ったはいいけれど使用していません (^^;
スライド接点用と表示がありますね (;'∀')
CRCがダメなら(↓)
サンハヤト 接点洗浄剤 ニューリレークリーナー RC-S201 & ニューポリコールキング スプレータイプ 55ml PJR-S40【セット買い】
こっちを試してみようと思ったのですが、無事に接点が復活し、正転もぎゅんぎゅん回るようになりました (*^^)v
組み立てる際にギア部分のグリス汚れを拭きとった後、追加グリス充填を省いてしまったせいかギア音がやや軽い音になってしまいましたが、今度分解する際にはグリス充填もサボらず行う予定です(ギアを組むのがやや難儀だったので二度とやりたくないのですが・・・)