いえ、買えばいいんですよね (;'∀')
それは分かっているのですが・・・
Amazonにも良さげなスクレーパーはいくつも出ています。
が、こんな小振りな水槽には勿体ないというか仰々しいというか (^^;
水槽用のスクレーパーを自作する作戦
上の写真は、職場のメダカ水槽ミナミヌマエビ入り。
手前と向かって右側面のガラスだけは綺麗にしておきたいのです。
これまでは、幅66mmの確かカッティングシート貼りに使ったスクレーパーというか樹脂のヘラを棒にねじ止めしたやつで行っていました。
ですが、これでは大きすぎるのです。
樹脂製ヘラはガラスにも縁のシリコンにも優しいのですが、なにせ水槽が小さい上にヘラが柔らかいので苔を掻き取るのに何往復もさせなくてはならず、少ない水を波立たせる事になるのです。
もっと幅の狭い、鋭利なスクレーパーが欲しい・・・
そう。昔使った両刃の髭剃り用カミソリみたいな・・・
ですが剃刀の刃には中央に変な溝が・・・(失礼!)
フランスパンにクープを入れるクープナイフみたいに使えばいいのかも知れませんが、どうもあの溝が刃全体の剛性を下げてしなりやすさを生むような気がして希ガスすみません。
多分これは錆びます(↑)
ですが、剛性感は十分です (*^^)
おまけに安いです (*'▽')
こいつで小さな水槽用の苔取りスクレーパーが作れるかやってみます。
セーフティラップカッターの替刃を固定する棒が必要です。
以前飼っていたインコの止まり木用に買っておいた工作用の丸棒を使います。
先述の樹脂製ヘラに使った残りで、直径12mmです。
もっと細い、6mmくらいでもいけそうな気がしましたが、固定する部分の強度も欲しいのでこのままこの余り材を流用します。
玉鳥 レザーソー細工鋸 両刃
たまたま薄刃の鋸を持っていたので使いました。
この細い切込みに刃を挟んで固定しようという計画です。
仮に刃を挟んでみると、固くてちょうどいい感じです。
このまま柄付きスクレーパーとして使えそうです (*‘∀‘)
必要ならばここに刃の穴を通るようにビスとナットで固定できるようにしようと、刃と平行になる面を作っておきます。
拡大すると雑さがバレますがこんな感じで。
かなり隙間がタイトなので挟み込むのにぐりぐりしないといけないのは狙い通り (*^^)v
水槽のシリコンを傷めないように、ダイヤモンドシャープナーで刃の角を落とします。
気休めですが、刃の角が尖っているよりはマシだろうと・・・
水槽用苔取りスクレーパーが2本完成
完成と言ってもビス止めしていませんし、水に濡れたら木がどう膨らむか、今はきつめに刃が挟まっていますが、実際に水槽掃除を何度かやってみないと分かりません。
そこは刃の緩み具合を見ながら決めたいです。
使い勝手はまあまあです。
苔も軽く数往復するだけでサラサラ取れます (*´∀`)
あとは錆び対策です。
水槽に使うので刃のさび止め用に予めかかっている油分を無水エタノールで拭き取ってありますから、使った後は刃を外して水分を拭き取り乾かさないといけないと思います。
油は塗りたくないですからね (;'∀')
使用後(↑)
木がふやけると、より固くなって外れる心配はなさそうです。
ビス止めの必要が無さそうな事はわかりましたが、ここは刃を取り外して水分を拭き取って乾かしたいところ (^.^;
錆びやすかったとしても、10枚入りで¥218(12月現在)ですから、刃先の部分だけでも錆びずに永く使えれば作った甲斐があるってぇもんです (*^^)
本当はこんな水槽(↓)が欲しいのです。
欲しい欲しい ( ;∀;)
オールガラス60cmハイタイプ水槽(単体)