通勤仕様の 使いやすいミニベロが欲しい!
てっきり数年前に書いた気がしていて書いていなかった話題です。
Michikusaカスタムの記録を機会に、過去のMetroカスタムについて触れちゃいます。
こんな方におすすめ
- ガソリンが高騰しているので 自転車通勤で節約したい
- 体力的な曲がり角年齢なので 健康維持に毎日自転車に乗りたい
- 住宅街など交通事情もあって 派手なロードバイクなど持ち腐れ
- 裏道をくねくね行くには ママチャリよりもミニベロ(小径車)が楽しい
- だけど ミニベロや折り畳みチャリの 一文字バーハンドルで手首が痛い
- 体格的にミニベロはサドルの高さが低く 疲れる
- 高級なミニベロは手が出ないが 手ごろな小径車をカスタムしたい
- ずばりDAHONのシートポストを長くしたい
- etc ...
私は2001年に埼玉県HN市で仕事を始めた(移り住んだ)ことをきっかけに、当時 疋田智さんの『自転車ツーキニストでいこう!』のサイト(↓)
http://tourkinist.jp/classic/welcome.html(自転車通勤で行こう!)
( ↑ 画像は許可なく転載しています m(__)m )
を、面白楽しく拝見しながら、職場までだいたい6kmの道のりをIRM市から通っていました。
当時の自転車は、その時既に古かった(その昔赤羽のスーパーの駐車場の露店で買った)スペシャライズドのMTB。
これを、バーエンドコントローラーを先端に付けたドロップハンドル仕様にして、ハブダイナモライトを付けたものでした。
サイクルハウスミカミさん で改造してもらったのですが、写真は当時の古いWindowsMeのPC内にしか残っていず、起動するのも掘り出すのも面倒なので割愛します (^^;
で、その後、雪のNG市に移り住んだ際にも、このドロップマウンテンで通勤(約3km)。
そして現在・・・
G県TS市で約6kmの通勤路を、13年ほど前に買い替えたDAHON Metoroで通っています(いました)。
これだけの実績があれば、・・・もちろん悪天候の日は自動車で行き来しますが、帰り時刻の予報が雨マークだろうが、台風接近でも朝晴れてさえいれば自転車で(無謀にも)家を出ていた私は『自転車ツーキニスト』を自称する資格があるってぇものでしょう。
(今は花粉が多いとか暑いとか寒いとか荷物があるとかの時は車です (^^;)
DAHON Metro(メトロ)もプチ改造して乗っていた
その愛車 DAHON Metroは20インチの折り畳み自転車です。
MTBよろしくバーエンドバーを付けてガンガン乗っていましたが、近所の銀行のグレーチングの隙間に嵌ってコケ(前転して転倒)てみたり、なにかとダメージが積み重なって後々強度的に心配な状態で乗っていたものですから、今般のコロナ禍をきっかけに(関連は不明)買い替えることにしました。
で、買い替えたミニベロ自転車改造の話に行く前に、ここでその DAHON Metroを弄った経緯をざっと書いておきます。
先ず、私のこの20インチの折り畳み自転車の使い方ですが、折り畳めるという最大の利点を活用する機会がそもそもあまりありませんでした。
数少ない折り畳み機能を使った記憶の一つは、かれこれ8年ほど前に自動車を車検に出す際に積んで行って、代車を借りずに自転車を組み立てて乗って帰るという作戦で、セダンのトランクに積める自転車は画期的だという驚きこそあれ、代車費用千円を浮かす程度の活用にとどまっていました。
つまり、ハンドル部分やフレームなどの折り畳める部分が折り畳みの構造上トップチューブがあるフレームと比べて強度的に弱いことなどを心配しつつも(普通に使う分には何ら不安はないのですが)、ほとんどただのミニベロとしてしか乗っていなかったのです。
この記事のお題は、ミニベロ Michikusa(cyma -サイマ) をちょいカスタムする内容(2/2が本題)なはずなのですが、 DAHON Metroから外したパーツをMichikusaに組み付けるついでに、Metroのメンテもやっちゃいます。
DAHON Metoro 空き缶シムを挟んでシートポストを強制変更
この折り畳みDAHON Metoroは大変気に入った自転車ではありましたが、ノーマル仕様で乗ると感じる問題点はというと・・・
① シートポストを目一杯伸ばしてもサドルが低くポジションが出ない。
② ハンドル幅が広すぎるのと一文字フラットバーハンドルなので疲れる。
つまり、乗る人の体格の問題(因みに私は170cm 65kg)もあるでしょうけど、通勤距離を疲れずに漕げるポジションが出せない
という事でした。
これらを解決すべく・・・
(↑)ハンドルにはバーエンドバー,ペダルはSPD仕様
DAHON Metroのシートポストは、径が34.0mm
この外径の長いシートポストは、Metro純正のもの以外では探してもほとんど見当たりません (T_T)
それならばと、苦肉の策ではありますが・・・
径が0.1mm足りないのですが、Φ33.9/600mm長のシートポスト(↑みたいなやつ)に、スペーサー(シートポストシム)を挟むべく・・・
(↑)これは当初使っていたクリアアサヒの缶
たまに上げ下げしながらおよそ10年間挟みっぱなしで使っていては、流石に弱ってきています ( ;∀;)
なので、今回ついでに換えちゃいます。
新調するシートポストシムには、今回は端麗グリーンラベルの缶を採用 (^-^;
飲料の缶は圧力のかかる部分部分によって厚みが違うとの事ですが、円筒部分は円筒ゆえに均等に薄くとも耐圧性があるのではなかろうか、逆に円筒部分の厚みが不均一だと耐圧性が下がる、つまり、発砲飲料の缶の円筒面は、ある程度一定の薄さで均等なのではないかと推理(厚みの計測はむりっぽいので・・・)。
要するに、缶ビールのアルミ缶が、必要な直径差 0.1mmを埋めてくれればいいのです。
この円筒部分を切り取って、重ならない程度に挿し込みたいシートポストに一周させ、シートフレームの奥に潜っていかないように、縁の部分を数ミリ折り返しています。
シートポストに巻いたまま、シートチューブとの隙間に入るように巧いこと押し込みます。
あ、写真のペダルはノーマルに戻してあります。
この代用シートポストシム(ビールのアルミ缶)が無いときは、このやや細いシートポストはシートフレームに挿してみるとスカスカのすっぽすぽ状態で、クランプを固く締めて固定できたかのように感じても、乗っていると振動で段々と位置が下がってきてしまいます。
ところがアルミ缶をぐるりと巻くと、今度は隙間が際どいタイトさです。
缶がひしゃげたり折れ曲がったりしないように、上手にだましだましねじ込んでいきます。
直径の個体差などによっては、ぐるりと一周分よりも短く、つまり巻く缶の弧の長さを短めに切って調整してもいいでしょう。
こんな風に最後まで押し込めたら、あとは・・・
シートチューブクランプにステンレスホースバンドを追加
シートチューブクランプだけでは心許ないので、気休めに追加したステンレスホースバンド(↑みたいなやつ)を先ず締め上げて、それからクイックレバー付きのシートポストクランプをきっちり締めます。
するってぇと、サドルにどかっと腰を下ろして地面の衝撃を受け止めてもシートが下がってくることはありません (^'^)
シートポストを長いものに換えてシート高を上げた状態
これで、
① シート高を高くして、
② バーエンドバーを握ってガンガン漕げる、※
③ SPDべダル仕様の・・・※
④ 折り畳めても シートを下げるのには難儀する (^^;
理想的ポジションが出せる DAHON Metro(プチカスタム済み)の出来上がりです (;'∀')
※ 一番上の写真以外は、SPDペダルを普通のママチャリペダルに戻してあります。
後述しますが、外したバーエンドバーとペダルとサドルは、Metroに装着してあったボロい状態のまま、新規購入したミニベロ Michikusa に移植しています(つづきを参照)。
つづく
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