ミニベロ Michikusa プチカスタムして通勤仕様に
Metroプチ改造
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DAHON Metro ちょいカスタム(ミニベロ改造1/2)
DAHON Metroのプチカスタム。0.1mm径の足りないシートポストを無理やり挿して最適ポジションに。
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(↑)前記事【DAHON Metro(ダホン メトロ - プチカスタム済み)】から外したペダルやバーエンドバーがどうなったかの顛末・・・というかこっちが本題。
こんな方におすすめ
- ミニベロを物色しているが 高い本格的なものは手が出ない
- 手頃な価格帯のミニベロは 乗り心地などどうなんだろうか
- 自分に合わせた改造など 果たしてできるだろうか
- ミニベロカスタムの記事を検索しても マニアックなものしかない
- 一文字フラットバーハンドルは 手首が痛くなるから嫌い
- サドルが低いミニベロは嫌い
- かっちょ悪い折り畳みチャリに乗ると サーカスの熊さんになってしまう
- ずばり Michikusa が気になっているが 買って後悔しないだろうか
- Michikusa はオシャレ過ぎてちょっと気恥ずかしい
- ずばり Michikusa を プチカスタムして楽なポジションを出したい
- 攻めた走行性能は捨ててもいい
- ヒルクライムなんて興味ない
- ダウンヒルにも興味ない
- それなりにかっちょ良くミニベロを転がしたい
- ずばり Michikusa で通勤したい
- ... etc ...
折り畳み仕様のようにコンパクトさを求めない代わりに、トップバーがあって剛性のあるミニベロの、安価なやつ(高価なものは結構ある)はどこかにないものかと、こちらのサイトは以前からチェックしていました。
で、去る2021年秋
新型コロナ禍でうっかりくしゃみもできない昨年(2020年)と比べて、デルタ株も国内に限っては、なぜだか収束に向かっているような状況
おまけに原油も食品も色々な金属類や半導体などが不足して入手困難な状況がうまれつつあり、ミニベロに手を出すのは今しかない(かな?)・・・っとばかりにネット購入。
ところが、少しばかり残念な事(後述)もあったりで、多少出費は嵩みましたが、ようやく(2022年正月)改造も落ち着き、自分にぴったりのポジションも出せたので記録として残します (^^ゞ
アルミフェンダーとの記載が、実は違っていた!
購入したての「ミニベロ Michikusa」
写真に撮っていませんが、詳しくはcyma -サイマ さんのサイトでご覧ください (^-^;
今では私の問題提起が反映されたのか「フルフェンダー」と記載されていますが、当初「アルミフェンダー」と書かれていて、この価格で泥よけがアルミならば錆びる心配もないし買いだ!
・・・と、思って買った私でしたが、なぜか・・・
アルミフェンダーとの記載があった(現在は修正済み)のに、磁石がばっちり着いちゃいます ( ;∀;)
SUS400系のステンレスなのか、はたまたスチール板にクロムメッキなど材質なのか・・・(ここ残念ポイント)
思い余ってcyma -サイマ さんにメールで問い合わせまでしちゃいました (;'∀')
すると、『仕様変更後、HPの記載がそのままになっていた』との返答が。
通販自転車屋さんなのできっと、輸送中に曲がったり傷が付いたりのクレームがあったとか、素材の価格が上がったとかしたのでしょうねきっと・・・。
あーアルミだったら買いだと思った泥よけ部分がスチール(メッキ)だったなんて残念! ( ;∀;)
HP画像の記述を修正するなら、材質を修正してほしかった。
軽量さは求めないからオールステンレス(ねじもナットも)フェンダーとか・・・ ( ;∀;)
流石に「金返せ!」とまではなりませんが、今後だんだん錆が浮いてきてからあれこれ対処するのはこれまで散々やってきたことですから繰り返したくない。
ということで、スチールっぽい錆びる可能性のある泥よけ変更から始めます (T_T)
これはですね、ポリカーボネートの材質や加工は良いのですけど、ステーの長さが実車のダボと合っていない(ハブの中心に対して長さをとってあるっぽい)つまり長すぎます。
あと、リアのフェンダーを取り付ける穴が無いので、ダホンのようにフェンダー用金具を介さず取り付けるには、穴を開けるしかありません。
先ずはMichikusaに標準で付いているフェンダーを外しにかかります。
こんな感じで、タイヤとの隙間にオフセットありのメガネレンチで裏から押さえ、ナットを外します。
固定されている部分のナットをとにかく外します。
組付ける時に逆の手順が取れるかどうか考えながら進めます。
タイヤ(ホイール)を外さなくとも、オフセットしたメガネレンチで裏からうまくナット(ボルト)を外すことができればフェンダーを取り外せます。
外したスチールフェンダーを重ねてみて、穴位置を頼りにサニーホイル PCフルフェンダー U型ステー付き SW-816-20-U の、ほぼ同じ位置に新規の穴開け。
裏側のナットを押さえながら組付けます。
長すぎるステーについては、類似した商品に対するアマゾンなどのコメントを見てみると「短く切って長さを合わせる」的な、高度な(?)金属加工を伴うようですが、私の場合・・・
ステーを曲げて長さを合わせてしまいました (;'∀')
これだと半径よりも長いステーに曲がりが加わっているので、ばねのようにビヨンビヨンと伸び縮みするのではないかと危惧していましたが、砂利道を走っても段差を超えても、衝撃で震えはしますが目に見えて伸び縮みするほどではなく、日常使用範囲では問題ないようです (^-^;
ただ、曲げる方向を逆向きにしてしまうと、万が一ホイール回転中にステーに外側から力がかかった場合、スポークに巻き込まれてしまう惧れがあるので要注意だと思います。
ハンドル幅を切り詰める(後に作戦変更するのですが・・・)
一文字バーハンドルは広すぎます。
車道の端に申し訳程度に引かれた自転車レーンのペイントしかないG県の道
電信柱も邪魔をして、とてもではないですが歩道のない片道1車線づつの混雑する車道の端など走れたものではありません。
それに、昔乗っていたスペシャライズドのMTBをドロップハンドル化した理由もそうなのですが、この一文字のフラットバーハンドルこそが、長時間乗っていると手首が痛くなって手が痺れて来る元凶だと、私的に勝手に結論付けているのです。
そこで、ハンドル幅をもっと狭くして、バーエンドバーを付けてハンドルの縦握りができるように細工するべく・・・
一文字ハンドルのフラットバーを切り詰めています。
アルミですから金鋸でざくざく切っちゃいます (^^)
で、バーエンドバーを付けて、完成(?!)
でもですね、ヒルクライムレースに出るわけでもないし、通勤路を快適に走るためには普通にバーエンドバーは必要ないわけです。
なぜエンドバーが欲しいのかというと・・・
もちろん縦握りできるバーが欲しいという事もありますが、攻める前傾姿勢ではなく、上体を起こしてのんびりポタリングする際、ハンドルが近い方がコントロールしやすいという点があります。
そこで、一度取り付けたバーエンドバーを逆向きに付けてみました。
手首の位置が膝に近くなり、のんびり走る分には全然楽です。
そもそもエンドバーを握ってがんがんダンシングで登坂なんていう状況は、通勤路ではありえませんから。
攻撃的なフォルムを纏いたい以上の、コンビニ袋をぶら下げるフック以上の意味は、バーエンドバーには無いのです(私の場合)(^^ゞ。
ハンドル位置が近いほうが圧倒的に楽なのです。
なぜかというと・・・
こちらの記事を参照(↓)
通勤スペシャル「10の特徴」(↑)の(8)『 そして、何といっても「セミドロ」ハンドル!』の章をご覧ください。
『ジュニアスポーツの少年たちが、誰に教わらなくとも、臀部でサドルに座り、手と尻に体重を分散し、長い距離を平気で走ることができたのは,あのハンドルのおかげだったのである。』
これぞ、私が常々言いたかった事なのです。
恰好や体裁やフォルムのカッコよさ,流行など、何を捨てても何を無視してでも、ここを求めてドロップハンドルだのバーエンドバーだのを渡り歩いてきた究極の目的地なのです。(だったらセミドロップハンドルに最初からしとけ)
先に述べたように、バーエンドバーを手前向き(逆向き)に付けて、なんちゃってプロムナードハンドル化するのも乗り心地向上に十分寄与したはしたのですが、使ったのがたまたま折れ曲がった形状の(DAHON metoroで使っていた)エンドバーでしたから、不都合もいろいろあいりまして(手前のバーが横に握りにくいなど)・・・
ブルホーンバーを逆付けにして プロムナードハンドル(もどき)化
とうとう、ブルホーンバーハンドルを逆に付けて、ライズゼロのプロムナードハンドルにしちゃえという暴挙に出ました (*'▽')
NITTO ニットー B263AA アルミ ショートブルホーンバー
このブルホーンハンドルバーを、通常ホーンが前を向くように取り付けて縦握りするエンドバー的な役割を担うわけですが、先の実験で検証した状態をつくるべく、最初からホーンを手前に向けて、つまりプロムナードハンドルのように使っちゃおうという作戦です。
ででですが、そのままでは曲がったハンドルバーが一文字バーハンドルを通していたステムを通らない ( ;∀;)
なので、
・・・
ステムの内径を押し広げ、無理やり通す作戦です。
このナットとネジで押し広げる金具は、後の作業で必要になるかと思い、(↑)ではぎりぎり押し込んだナットの厚みを、もっと薄い鉄板に変えたものを自作するのですが、結果的に出番はありませんでした ( ;∀;)
M5のボルトと、M5用ナット(M4でもいけそう。これより太いとステムのねじ穴を痛めてしまうかも。ワッシャー必須)を使ってステムの内径を広げつつ、曲がったブルホーンバーを通すと・・・
するりと曲がったバーがステムに通りました。
こんな(↓)パーツを使ってアヘッド化することも視野に入れてはいたのですが、・・・
ステムを変えずに、ブルホーン(プロムナード)化が成功してしまいました (;'∀')
この(↑)「ステムの内径押し広げ作戦」は、ナットの厚みを押し込む隙間がぎりぎりで、場合によっては通用しなさそうなので、後にM4ねじで押し広げる作戦にでるのですが、それは次の記事で触れる予定です。
ついでに直前の写真には、言及していませんでしたがしれっと交換したシートポストも写っていますね。
付属のシートポストではサドルの高さが際どく、ポジションを出そうとするとシートポストの限界線が丸見えになってしまうので、
(↑)に交換しています。
ちょっとぼろいサドルは DAHON Metro に付けていたものを移植しました。
うっかり倒したりするとダメージはサドルの腰部分とハンドルバーの端なので (^^;
外した一文字フラットバーハンドル
結局、バーごとすっかり交換してしまうならば、両端を切ったりせずに綺麗に外してメルカリとかで販売すればよかったです ( ;∀;)
金鋸で切って短くなったやつで良ければお譲りしたいです (T_T)
更に そこにエンドバー追加!
ブルホーンを手前に向けて、ライズゼロのプロムナードハンドルになった(?)わけですが、ここでもう一つ細工を加えます。
実は、折れ曲がった形状のバーエンドバーを手前向きに付けて乗っていた時は、バーの縦握り部分がプアで困った代わりに、曲がっている分手首の置き所があって、その点では実に快適ではあったのです。
なので・・・
新たに曲がりの少ないエンドバーを調達し、こいつを・・・
発砲ゴムチューブに通したバーエンドバーを、ブルホーンバーの先端に取り付けました。
もちろん内向きにです (^-^;
さてこれで・・・
究極の通勤ミニベロが、
その他有線のサイクルコンピュータ(↑)を加えて、2022年の年明けに完成しました (*'▽')
いえ、究極というには、もっと籠とかあれとかこれとか色々が不足してはいます (^^;
ですが、フレームの剛性が足りない感のある折り畳み20インチに比べたら、断然がんがん漕げる最適(快適)ポジションの通勤ミニベロになっているのではないでしょうか。
幅の広すぎないプロムナードハンドルバーとかセミドロップハンドルが欲しかったはずなのが、ブルホーンバーを逆向きに付けてエンドバーも付けるというこってりハンドルになってしまいましたが・・・
これの(意外な)良い所は、
- 縦握りができるのはもちろん、
- 曲がった部分の斜め握りで、ブレーキに指を添える事ができる。
- フルブレーキングの際は腕がしっかり伸びて慣性を受け止められて、
- ポタリングの際は掌全体でハンドルを近くで支えられる。
これらの改造(ちょいカスタム)を始めてから1ヵ月くらい乗っていますが、最終形はがんがん漕げるしゆったりポタリングも気分がいい、手首も首も楽なミニベロになっています (*'▽')
さぁ~いかがでしょうかいかがでしょうか。
あなたもミニベロに乗りたくなる乗りたくな~る (*‘∀‘)
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