鳥の巣箱を作って住宅地に住む野鳥に繁殖場所を提供したい
生物学的多様性を守ることにどこまで寄与するモノか分かりませんが、先日より杉板を購入して乾かしていたものを使い、鳥の巣箱を作ってみました。
例によって、制作過程や準備段階の写真が無く、設置直後に「写真!」っと思い立ち、身を乗り出して撮ったのがコレです。
ベランダの手すりに縛ってあります。
警戒心の強いスズメなどは利用しないでしょう。・・・と思って、シジュウカラサイズの穴を開けました。
ネジを外すと、屋根部分の板が蝶番で開くようになっています。
側面に穴を開けたのは、北東の風の吹込みを避けるためです。
現物合わせで反った板をフリーハンドで切って組んだので、所々に隙間があります(^^ゞ。
しかし、床板の水抜き穴などの機能は譲れませんので、そこいらへんはガッツリ切り欠いておいてあります。
裏側(北側)は、冬場の風当たりが強いので、穴を開ける向きを正面の東側ではなく南側にしました。本来、南や西は避けるべきなのでしょう。果たして利用されるかどうか・・・。
風で動いて手すりを針金が傷つけないように、添え木とシリコンゴムの切れ端をかませてあります。
高さは約2.5m。手すりの端(角)にせり出して設置した方が、利用する鳥も警戒しなくて済みそうですけど、大人の事情(こっちの都合)が有ってやや引っ込んだ位置になっています。
朝日を浴びて悪目立ちしている巣箱。
東面をよく見ると、当初穴を開けたかった位置にΦ28㎜の円が書き込んであります (^^;
作りながら仕様を変更した現場合わせの産物です。
はてさて冬を超えて来春には、ここで営巣する番いが見られるでしょうか (^^)
案外、この冬にも蜂の巣箱になっていたりして・・・。